鮭の生命力はハンパなかった。 | 酔いどれ Little Engineer

鮭の生命力はハンパなかった。

昨日、僕の家で、鍋をした。職場の奴らで野郎ばかりの5人だ。仕事が終わり、西葛西のダイエーで食材を購入。僕の家に着き、米をたき、切るものを切って、準備をした。ホットプレートの電源を入れた途端、

バチン

と大きな音がして、ブレーカーが落ちてしまった。みんなびっくりした。しかも、ブレーカーを復帰して再度試みても、やっぱりブレーカーは落ちてしまう。しかたないので、暖房器具を全部落とした。すると、ブレーカーは落ちなかった。ホットプレートの脆弱さを感じてしまった。

最初は、肉団子鍋の素という、フツーな感じのだしを入れた。鶏肉を入れて、まあ、これはフツーにおいしかった。みんながだしをとりまくった結果、一発目にして、だしはすっからかんに干上がり、第二弾のちゃんぽん鍋の素を入れた。そして・・・。ここで、みんなが予想だにもしなかった衝撃が走った。

鮭をいれたのだが、これが大きな誤算だった。鍋が一気に生臭くなった。生臭いというか、鮭だ。鮭はやっぱり強かった。

だてに奴らは、一生懸命飛び跳ねて、元の川に戻ってるわけじゃない。

その鮭1色に変わってしまった鍋を食べて、みんな、そう口々に言っていた。味を調えるために、マーガリンをいれることになった。すると、なんとまあ、かなりうまくなった。

みんな腹がいっぱいになった頃、雑炊のご飯を投入した。鮭、バターの雑炊・・・

いや、リゾットが出来上がった。

しかも、うまかった。鮭の奴の生命力は、ここまで届いていた。もうさすがとしかいいようがなかった。みんな、満腹になった後、2人は帰った。僕の家から、駅までは直線ルートがない上にかなり遠いので、若干不安だったが、無事に帰れたと連絡を受けた。

残った2人は僕の家に泊まることになった。風呂をためて、あったまって、しゃべりこんだら、寝るのが朝の4時頃になった。そして、今日、出勤した。

あー疲れた。
今日もTシャツは断念かな。